「龍司さん…幸せになって下さい。その人の事も香織さん以上に幸せにしてあげて下さい。」


「…あぁ分かってる。」


「じゃあまた。」

そう言うと麗歌はマンションへ入って行った。


俺は車に乗りこんだ。












香織…