「オーナーが来るの珍しいですね!どーしたんですかぁ?」


更に俺に近づき上目遣いで聞いてきた。


まじコイツの匂いダメだわ。


俺は匂いを我慢しながら

「前月の売上の回収。」


それだけ言うと

「オーナー冷たぁい!まっ、そんなオーナーもカッコイイけど!」


そう言いながら俺の腕に自分の腕を絡めてきた。


「ねぇ~オーナー食事行きましょうよ!その後…「美耶ちゃん?」」

後ろから声がした。


俺と美耶は一緒に振り向いた。