「何で言わなかったん…「龍司さん、どこに行ってたんですか?」」


私の言葉に龍司さんは動揺を見せた。


「仕事っつっただろ。」


「女のとこに居たんですよね?」


私が言った瞬間「何で知ってる?」みたいな顔をした。



「やっぱり居たのね…」


「仕事だって…「じゃあ何で女物の香水の香りがするんですか!?」」


龍司さんの顔が強まった。


「夏愛落ち着け。誕生日祝ってやれなくてゴメンな。また今度祝ってやる…「ふざけないで!私の誕生日は1日だけなの!龍司さんにとっては今日も昨日も一緒なの!?


私にとっては1秒でも遅れたら誕生日じゃないの!」」


私は龍司さんに叫んで
部屋に戻った。


「夏愛!!!」

呼び止められたが無視した。