そこには普通のケーキよりもさらに大きいチョコレートケーキがあった。


そのケーキには17の形のロウソクが刺してあった。



「ほら夏愛早く消せ!」

春十に言われてロウソクに息を吹き掛け消した。


「HAPPY BIRTHDAY夏愛ー!!!」


皆に囲まれて祝ってもらった誕生日は幸せですごく温かった。

「私こんな嬉しい誕生日はないよ。お母さんいつも仕事で誕生日もいなかったから…」


「これからは毎年俺たちが祝ってやるからな!」


春十ありがとう…


「本当に今日はありがとうございました!」

私がお礼を言ったら皆笑ってくれた。