「あっはい。⑤番です…」

「そっか!!!俺ね、山口拓哉って言うの!」

ぐっちーでいいよ!っと気さくに笑う
その人は、性格が良さそうだった。

「んでさー、君の名前は何て言うの?」

私は、ボーッとしてたらしく
ぐっちーの話をシカトしていた。

「あぁ、えっとね 山口莉香 だよ。」

「山口⁉っておんなじじゃん!!!」

「だよね!私もビックリした!」

…って実際、体して驚いてなかった。
人生 16年 も生きていれば、
一人ぐらい出会うだろうしってか
どうでも良かった。

別にこの人のこと好きにならんし…

「別にご飯奢ってくれるなら
誰でもおんなじだし。」


えっ⁉