大学に到着し、さっそく授業が始まった。

教授の声が虚しくも学生の喋り声でかき消されながらも授業は進んでいく。

『明日の合コンどうする?』

『俺今日こそあの台でると思うんだよな。』

『マジあいつ何言ってんのかわけわかんねー。』

授業と無関係の会話があちこちに交錯する。

私の席の隣にいる友人も例外ではなかった。