いつものように食パンと目玉焼きをたいらげて、

いつものように母が『今日の予定は?何時に帰るの?』
と聞き
いつものように私は 『バイトあるから遅くなる。夕飯いらない。』
と答えた。
朝は自分だけの世界に入り極力会話をするのを避けたいので必要最低限の言葉でしか返答しない。
母もそのことを理解しているため必要最低限の質問しかしない。

そうやってパターン化された日常の世界に浸っていく。