タッタッッタ

タッタッッタ

静かな校庭に響く二人の足音。


「ちょっと、ッ!!待ってって!!真央は??」


私を無視して腕を引っ張る斗真。


「真央ちゃんとか、関係ねーよ。」


『関係ねーよ。』って…

あんた告られたでしょうが!!


「どこいくの!?」

「教えなーい!!」


おーいッ!!


学校から抜け出した私達。


校則破らせるんだったらそれなりに行き場所教えようよ…。