――――――なのに、なんだが悲しい。



恋の表情が少し暗い…。



悲しい感情が顔に出ている恋を見ると何故が胸が痛む。



本当は、私が好きじゃないのだろうか―――そんなことを思ってしまう。



私は、自分の部屋で恋の部屋で起きた出来事を頭で流してみる。



私に笑って欲しかった…そう恋は言っていた。



他に、私にして欲しかったことはないのだろうか。



女でなければ、私に笑ってもらえない…そう恋は言っていた



―――でも、今は違う。