「ありがとハル、やっぱハルはお母さんの影響で、センスがいいね!他の子とは違う」

「それって喜んでいいんですか?」

「もちろん、ハルは服見ないの?」

「うーん、特にほしいものはないです、でも少し見たいかも」

それにお母さんの会社のブランドの新作も見たいし

「いいよ!行こ!」

永原さんはあたしの手をとって歩き出した


あたし、この人と付き合ってるんだなあ


改めて実感した