指定の席に座ると、緑沢さんから


「緑沢エリカです。仲良くしてね!」


私も、あいさつをした。


「私のことを緑沢さんじゃなくて
エリカって呼んでね!」

その言葉に不安が一気にどこかへ
飛んでいった。

そこからエリカちゃんとは、いろんな話を
して、いつしか心を許せる存在に
なっていた。



でも、エリカちゃんとの出会いが私を
苦しめるとは誰も予想していなかった。