(もう来てる!!)
「遅くなっちゃってゴメンなさい!!」
『あ、いいよ。来てくれてありがとう。』
「いえ。それで用事は?」
『えっと…今日呼び出したのは本城さんに告白する為なんだ。』
「え?」
(紗月が言った通りだ。)
『俺と付き合ってくれないかな?』
「でも、私あんまりあなたの事知らないから…」
『あ、俺の名前は神崎隼人(カンザキハヤト)だよ。』
「神崎くん?」
『うん。お互いの事は付き合ってから知っていけばいいと思うんだけど。どうかな?』
「あの、私――」
『ごめん。こいつ俺と付き合ってるから。』
「…へ?」
私の肩を引き寄せた相手を見上げると、あの目が合ったチャラ男だった。
ポカーンと口を開けた私と同様に神崎くんも突然のチャラ男の登場に驚いているようだった。
『俺、本城さんが西村と付き合ってるって聞いたことないんだけど?』
『さっき付き合うって決めた。』
「は?ちょっと、何言ってんの?私がいつ――」
『な、本城?』
(何なの?さっきから人が話してる途中に。)
そう思って見上げていると神崎くんが
『本当なの?本城さん。』
「ちがっ…」
『本当だって。』
「俺は本城さんに聞いてるんだよ。」
「遅くなっちゃってゴメンなさい!!」
『あ、いいよ。来てくれてありがとう。』
「いえ。それで用事は?」
『えっと…今日呼び出したのは本城さんに告白する為なんだ。』
「え?」
(紗月が言った通りだ。)
『俺と付き合ってくれないかな?』
「でも、私あんまりあなたの事知らないから…」
『あ、俺の名前は神崎隼人(カンザキハヤト)だよ。』
「神崎くん?」
『うん。お互いの事は付き合ってから知っていけばいいと思うんだけど。どうかな?』
「あの、私――」
『ごめん。こいつ俺と付き合ってるから。』
「…へ?」
私の肩を引き寄せた相手を見上げると、あの目が合ったチャラ男だった。
ポカーンと口を開けた私と同様に神崎くんも突然のチャラ男の登場に驚いているようだった。
『俺、本城さんが西村と付き合ってるって聞いたことないんだけど?』
『さっき付き合うって決めた。』
「は?ちょっと、何言ってんの?私がいつ――」
『な、本城?』
(何なの?さっきから人が話してる途中に。)
そう思って見上げていると神崎くんが
『本当なの?本城さん。』
「ちがっ…」
『本当だって。』
「俺は本城さんに聞いてるんだよ。」