私たちは

ねぎを買って帰る途中



いつもの
駄菓子屋へ向かった。



「ふんふーんふーん♪」


「朔、何歌ってんの?」



「ようちえんでうたう
おうたじゃ!」


「そうなの?上手いじゃん」




「へへっ」


朔太郎は頬を染めた。