「あ、そうだ。
朔〜、ねぎ買うて来て〜」



今度は真知ちゃんが言った。



「え〜いやじゃ」



「お味噌汁にいれるんよ」


「私行ってくるよ。
真知ちゃん」





「え!?みきちゃんがいくんならいく!」


「くすっ美希子」



真知ちゃんは
私を手招きした。