「おばちゃーん!」


朔太郎が叫んだ。



「あんな、あんな、
アイスくださいっ!」


「ありがとなぁー」

おばちゃんが

お金を受け取った。



「ほんなら、
そっから選んでなー」


と言って冷凍庫を指差した。


「わあーうれしかあー」

朔太郎は
すごく嬉しそうだ。



楽しそうにアイスを選ぶ。