日が傾きはじめて、



やっとかなりの時間がたっていたことに気づく。



そろそろタクミも帰ってくるから、



私も帰ることにしよう。



好奇心が赴くままき歩き回って、



ひなたぼっこに調度良さそうな場所を見つけたのが今日一番の収穫。



知らない場所の散歩も



案外悪くないものだったなと考えながら、



行きと同じように窓の隙間から部屋の中に入った。



すると、あたふたするタクミがいた。