…本当にお馬鹿なご主人様。


だけど、



私はそんなタクミが



嫌いじゃなかったりする。



いつも大きな手で優しく頭を撫でて、



お日様みたいに温かい体温でぎゅっとだっこしてくれるから、



私は思わず眠ってしまう。



そんな時間がすっかり私のお気に入りになっていた。