昔々、アドニスという少年がいました。
アドニスは、日に日に美しく育っていき、
その美しさは、アフロディテとペルセポネという
二人の女神さまに取り合いをされるほどでした。
しかし、アフロディテがあまりにアドニスを愛するので
彼女の恋人である神アレスは、
アドニスに嫉妬し彼を殺してしまいました。
アドニスの血がしたった土からは、
彼の血のように美しく真っ赤な花が咲きました。
その花を、私たちは“アネモネ”と呼んでいるのです。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…