私の頼んだミルクティーも揃って、
二人とも黙ってそれぞれの飲み物を飲んでいる。
いつもならない沈黙が気まずい。
ああ、そうだ。
いつもなら私が一方的なおしゃべりを続けて、彼が頷いているんだ。
どうしたものかとちらちら彼を見ていると、不意に目が合った。
「どうしたんだ?」
「え?」
「先週からおかしい。」
「そ、そんなことないよ」
思わずそう返してしまったけれど、
わかりやすい私のことだ。
きっと動揺を隠せていない。
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