「ん?」


あ…良かった。

…それだけで十分。

ただただまーくんの返事が嬉しい。

すごく貴重。


「…」


ここ最近…会話という会話を

まったくしていない。

学校内で私は1人ぼっち。

人と目を合わすのが怖い。

私の周りには不良ばかり。

どこを見てよいか分からない。

それより見てはいけない気がし

て…しかたない。

いつか私も変わってしま

うんじゃないか。

そんな未来の自分を想像すると

怖くてしかたなかった。