私は日々 日記をつずった。 きっと私たちのクラスが 変わらぬ事を願いながら…。 「はい…まーくん」 職員室から漂うコーヒーの香り。 5月の生暖かい空気。 「それ禁止」 まーくんは優しく微笑み私の頭 を撫でる。 いつの間にかクラス委員の私まで まーくんが口癖になってしまった。 「すみません」