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｢たっだいまー｣


2時間ぐっすり睡眠を取って
起きたのは調度昼休みの
時間帯だった｡


｢お帰りー保健室行ってたの?｣


そう言われて花乃に何も伝え
ないで教室を出て行った事に
気が付く｡


｢いやあ､色々とありまして…｣


かくかくしかじか教室を出て
行くまでのいきさつを花乃に
説明すると……


｢いやーそれは高梨が悪い｣
｢あ､そう思ってくれる?｣


花乃は｢女心が分からない
朴念仁｣と揶揄ってから
｢そう言えば｣と､続けた｡




｢梓､選抜ﾘﾚｰﾒﾝﾊﾞｰだって｣




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