「ちょっとぉ!智!何々!?どうしたわけ!?」

加奈がすごい形相で聞いてきた

「どうしたもこうしたもっ・・・こっちが聞きたいよ!」

ほんとに・・ナンなの!?こいつはっ・・!

キスばっかりしやがって!!
                      ・・
ウチのファーストキスっ・・カラオケのアレ

なんですけど!?

絶対遊びなれてるっ・・・

こんな奴のモノになんか、絶対ならないんだから!

「ね~ね~さっきから俺のことすっごいニラムけどさ・・どーしたわけっ?」

「・・・はっ!?」

はぁぁぁぁ~~~~~~~~~~!?

『どーしたわけっ?』だとぉ!?

こいつっ・・

人のファーストキスもっ・・

クラスのイメージも全部もらってったくせして・・!

「もうっ・・!アンタのものになんかずえーーったいならないんだから!」

絶対ウチ、遊んでるっておもわれちゃったよ・・

「はいはい♪そういってられるのもいつまでかなっ☆」

「むっかつく~~!絶対なんないから!」

「なるね」

「ならない!」

「なる!」

「~~~~~~~ならないからっ!行こ、加奈!」

「どこに・・?」

「・・・・っトイレ!」

加奈の腕をひっぱって強引にトイレにむかった

あんな奴のモノに・・

ずえーーーーったいならないんだからッ!