「とりあえずお互い名前知らないし自己紹介しよう。俺の名前は鳴海 伽依(ナルミ カイ)19歳。」


『わ、私は堀川 愛。17歳です…』


「俺の2つ下か。もっと下に見えた」




伽依くんは笑いながらそう言った。


……なぜだろう?一目惚れしたのかな?心臓がドキドキ鳴って緊張してる...



『一応、連絡先教えといてよ。暇な時でもご飯食いにいこうぜ。』



アドレスを交換し他愛ない話をずっとしていた

気がつくと夜の9時。


家にいたら邪魔だよね?

彼女とかいないのかな?



「伽依くんって彼女とかいないの?」



『いないよ。いたら女を家に上げないでしょ』


頬が緩んでしまった