『あんたまだいたの?今日は帰り遅い?』



やっぱり男の人がいた……



「うん。友達とご飯に行くから遅くなるよ」


『別に泊まりにいってもいいわよ。どうせ一緒だし』


「じゃ、じゃあ泊まりに行ってくるね!」



私は家を出て走った。



あの空間にいたくない…
帰りたくないよ。


もうやだ…



道端でしゃがみ込み泣いていた






『またあんたか。』