あたしはその声に立ち止まることも振り返ることもせずに、偶然きていたバスに乗り込み一番後ろに座った。 そしてバスが出発して少しのとき、またメールがきた。 それを見ずに、新規作成をする。 『家に帰るから』 とだけ。