朝の日差しが眩しくて起きた。

憂鬱な1日が始まった。

京からあの日以来電話は来ない。

「もう泣きたいよ…。」

京が何を考えているのかも分からない。

胸が苦しいよ…。


「むうー!起きなさーい!いつまで寝てるつもりー?」

下からお母さんの声が聞こえた。

あたしはその声に反応するかのように

「はあーい!今行くってっ!」

重い足取りで下に行くとパパもいた。

「ぱぱ、おはよう。」

「おはよう。」