苦しくって、辛くって・・・。

どうしてこうなってしまったんだろう・・・?

悪いのは全部あたしなのかな・・・?

数日後あたしは京に手紙を書いた。

そう、本当の≪別れ≫の手紙を。

≪京が好きだったよ・・・。

でも、あたしが京を傷つけたんだよね・・・。

本当にごめんね。

京、頑張って海來に想い伝えなよ?

あたしはいつでも京の味方だから。

京が進む道をあたしは見守るから。

最後に言わせて?

本気で京が大好きでした。

今までありがとう。≫

あたしはその手紙を美沙に渡した。

「美沙・・・これ、京に渡してくれる?」

「…むうは後悔しない・・・?」

「…うん。きっと大丈夫だから。」

あたしは精一杯に笑ってみせた。