「たかが飼い猫の捜索に20万とはな、全くお嬢様ってのはどういう金銭感覚をしてるのかね。」

「ペットってのは家族も同然なんじゃない?飼ってないから分からないけど。」

新発売のカレーハンバーガーをほうばりながらハインツとマルセイユは街道を散策・・・捜索していた。

財閥の娘の飼い猫を探してほしいと依頼が入り、ガーランドに命令されて出てきたはいいものの・・・。

「他にメンバーはいなかったのか?」

「無理ね、エーリヒとルーデルは他の依頼に行ってるし、それにヴォルフとガーランドは「上の方」からお呼び出しよ。」

ハインツが先にハンバーガーを食べ終わった。

「それじゃ、手分けして探しましょう、その方が効率的でしょう?」

「了解、見つけ次第連絡してくれ。」