まず紹介すべきなのは窓際で本を読んでいるエーリヒ・バルクホルンだろう。

このギルドのナンバー2ともいえる存在で、かなり頼りに出来る男だ。

だけどその無口な性格をもう少し何とかできないものか。

次に紹介するのはハインツ=ヴォルフガング・シュナウファーだ。

彼女の特徴は何といってもそのヘッドホンと長い銀色の髪だろうか。

遠くからでも目立つので探すのには困らない。

だが時々音楽を聴いているフリをして俺の指示を無視しないでくれ。


いま埃まみれでやって来た男はハンス・ヨアヒム・マルセイユだ。

このギルドのムードメーカーともいえる存在で情報収集が得意。

しかし、当の本人は金でしか情報を喋らないので一般人は金を払って聞きだすしかないのである。