い…いきなり入ってこんでよいっちゃん!!せめてひとこと!


最近一緒に入ってなかったし…とか、そんなんなぁ。



「みとも」



…最近一緒に入ってなかったからこそ、なんか恥ずかしいやんか!



「…なんでそんな隅っこに逃げるん」

「〜い…いっちゃんが!勝手に入ってくるからやんか!!」

「え〜?今までも何回も入ったことあるやん」

「だ……だって…」

「こっちおいで、みとも」
「いや」

「せっかく一緒入っとるのにさみしいやん」

「…いややし」

「じゃあおれがそっち行くし」

「………」

「…………」


「…………」



…しゃーないから、いっちゃんに背中向けたまんま、いっちゃんの方にバックする。


ウチの背中がいっちゃんに衝突する前に。


いっちゃんの手が伸びてって、ぎゅーって。



丸くなったウチを、抱え込んだ。



…いっちゃんのエロ親父。



首をひねっていっちゃんのことニラんだら、いっちゃんはめっちゃ満足そうな顔で。



「…ふ」

「なによ」

「いや〜今日久しぶりにめかしこんだみとも見たからなぁ。今、すっぴんやなぁ〜って思って。」

「〜!?」