｢キュンとするやつ！最近ウチらにたりんのはキュン！やでキュン！胸キュン持ってきて〜!!｣

｢はい、みとも！｣

｢ええっ!?なんでウチに振るん!?｣

｢じゃあみとも、いっちゃんの一番好きなとこって、どこ？｣



さっぺが、こぶしを作ってマイク代わりにウチの口元に押しつけてくる。


口っていうか鼻。…ひっついてますけど、さっぺ。

苦しい苦しい。



｢ん〜……鼻が高いとこかなぁ。｣

｢ええ〜っ!?鼻っ!?何それぇ〜｣

｢だってなぁ、鼻高い男の人って惹かれへん？こう…鼻筋がスっ!!みたいな｣

｢ああ〜!!スっ!!な。たしかにええよな〜！横顔とか!!｣

｢そうそう、ウチがいっちゃんの横顔すきや〜て言うたらなぁ、いっちゃん、"じゃあみともが横顔見れるようにずっと上向いて寝るわ〜"って。｣

｢はいノロケきた〜!!｣

｢みとも追放!!｣

｢追放っ!!｣



アヤちんがおもいっきしダイブしてきて、押しつぶされる。


痛い痛い。全体重かけとるやろアヤちん…！


あとまみんとさっぺ、脇腹くすぐるのは反則やって。