「…遅れました。」

「お前はいっつも遅刻じゃないか。」

「すみません。」

木下くんだ…
特に近寄りがたい子。
性格は分かんないけど
多分怖いと思う。
だっていい噂は聞かないもん

顔は整ってるのに…

「んで、中山、なんだ?」

私は自分が先生を呼んで
立っていた事を
忘れてた…

「なにやってんの!!美冬!!(笑)」

そう言って大笑いする
詩音

恥ずかしい…

静かに席に座った時

一瞬木下くんと目があった…

ドキッ

冷たい目だった…