ピーンポーン

あ、きた。

「真麻様のお宅でしょうか?私、由良様にお仕えしてる上野と申します。」

「は………はぁ」

「それでは、どうぞ」

目の前には、ピッカピカの外車。

す………すごい。

「し……失礼しま〜す」

中も、すごく広い。

やっぱ外車だ。

……ってか、眠くなってきた。少しの間だけ、寝かさせてもらおう。


「………ま……よ………まあ………ま……つきま……真麻様、つきましたよ」

「はっ!あ、すみません……」

私には仮眠ができないのか………。

「どうぞ」


着いた場所は………豪邸。

でかいでかいでかい。

「真麻!きてくれてありがとう」

あ、由良。

「由良、私の目の前の建物はお城なのかい?」

「は?何ゆってんの!いくよ」

日本語言いました。

「実はねー………」

この豪邸、ださい服を着ている私には場違いだ。