時がたつのは早く、もう病院についてしまった。
私の推測上によると、お父さんと倉橋くんもいると思う。
入り口の前らへんに立つと、雷斗がいきなり後ろから抱きついてきた。
「ら、雷斗?」
しだいに力が強くなっていく。
「本当に俺ら大丈夫だよな?」
……………。
雷斗も不安なんだね。
私も不安なんだ。
でも、自分を信じてれば勇気だってでてくる。
例え反対されても、私たちは離れない。離さない。
そう神に誓った。
この道を進んだことが、間違っていたとしても後悔はしない。
だから、答えは、
「当たり前じゃん!」
信じていこう。
そして、病院の中へ入っていった。