ほんとか……?


「じゃテストしてい?」

「いいよ」


「マネしたら負けね?」

「うん」


慶の隣に寝転がる私。





「慶のばーか」

「…彩良のあーほ」


「……バカ」

「……アホ」



「………」

「………」



「なんかムカつく〜!」

「マネしてねーだろっ!結局怒んのかおめーは」


『にゃ――』


!!


猫二匹がベットの下にある、猫用の小さいベットに寝転がり、冷静な目で私たちを見つめている。




「あ…うるさかった?すいませーん(汗)」

「あはは」


猫に謝る私。

慶はケラケラ笑いながら、タバコの火を消した。





「もー寝るか」

「うん」


電気を消し、布団に潜る私と慶。




「よいしょ」


慶は布団の中で、私をぎゅっと抱きしめた。