「…何?嫌か・・?」


ブンブンと首を振る私。




「んじゃ決まり。こんだけ広い部屋なんだから…俺が来たってどってことないだろ。もちろん家賃も半分払うよ…」

「え…い、いいよ!だって…今住んでる慶のマンションはどうするの?」


あそこだって、
結構な家賃取るんじゃないの?




「ああ…あそこは倉庫にする。いくら何でも俺の持ってるギター、全部ココに持っては来れねーから…俺んちに置いといて、使う時は持って来るようにするよ」


慶は立ち上がり、キッチンの換気扇の下でタバコをくわえた。




ウソみたい……!

慶と一緒に住めるんだ!!!!


こうゆうの…同棲っていうんだよね?



“同棲”というだけで、にやけそうになってしまう。






「俺の荷物とかってどこに置いていいの?」


慶は、タバコに火をつけながら言った。



「んー、慶の好きにしちゃっていいよ〜。あ‥バスルームの向かいの部屋使ってないから使えば?」

「了解。」



あ〜楽しみ♪

この家、慶の荷物で増えていくんだ♪♪