『SaRAやったじゃん!私、てっきりフラれただろうって思ってたよ〜』

「なにそれ〜(汗)」

『だって〜昨日のあの作戦は大失敗だったでしょ♪』


笑いながら言う紅。




「慶に作戦バレバレだったよ(汗)超笑われたし…」

『あはは♪』


笑いすぎだってば…!





『でも、本当良かったよ♪やっぱり五十嵐くんもSaRAのこと好きだったんだね!』

「・・・・」

『照れんなって♪』

「〜〜〜〜」


顔が熱い……




『今度健二も誘って、みんなでお祝いパーティーやろう〜』

「い、いいよパーティーなんか…(汗)」

『ダメ!もう決めたから♪じゃあ、私はこれからジムに行くから邪魔者は消えます〜』

「……ハイハイ(汗)わざわざ電話ありがとね」

『いいえ〜♪また電話するね〜』

「うん、わかった〜」



携帯を耳から離し、携帯を閉じる。






「なにコソコソしてんだ?」


ビクッ―――!!!