「え‥と……おお、お風呂は…その・・」

「冗談だよ」


いきなり真顔になり、服を脱ぎ始める慶。




なっ……!

「ご、ごゆっくり!」


バスルームのドアを、バタンと勢いよく閉めた。




心臓がバクバクとうるさい…

慶が、一緒にお風呂入るなんて言うからだ!




ぎゅるる〜……


「・・・」


お腹の虫が鳴る。




私はレストランに電話して注文したあと、着替えを済ませた。






ガチャ




バスルームから慶が出てくる。



「……ふ〜。サッパリした」


慶はバスタオルで、ゴシゴシ頭を拭いている。




て、てゆうか…慶、上半身裸じゃんっ!!!