そ‥うなんだ。



「わ、私は……多分一目惚れ。慶のこと見た瞬間…多分もう好きだった・・」

「…知ってる」

「えぇ!!?なんで!?」

「だから何度も言ってんだろ(汗)お前は顔に出るって…」



は…恥ずかし過ぎて・・もうダメ。

穴があったら入りたい……



「・・でも…じゃあなんでさ・・その……慶から告ってきてくれなかったの?さっき…私のこと待ってたとか言ってたけど…」


さっきの続きになっちゃうけど…(汗)





私がそう言うと、慶は近くにいた猫たちとまた遊び出しながら言った。


「……俺から言いたかったけど…お前、顔に似合わず男と付き合うの初めてとか言ってたからさ・・あんまり早くに告ってもなって思って。しばらく待つことにした…」

「……なんか‥ずいぶん余裕だね(汗)」


ちょっとムカつく!

私はあんだけ悩んでたのにさ……





「余裕なわけねぇだろ(汗)お互い気があんのに付き合えねぇなんて、一番辛れぇよ…」

「ま、まあね(汗)」


「お前からバレンタインにカレーもらった時‥もう告っちまおうと思ったけど…まだ面白そうだったからやめた(笑)」

「ひっ……ひど!」