「ぁの……な、なにか(汗)?」

「…ちょっと来い。」

「い!!?」


慶は私のバックを持ち、私の腕を引っ張りお店から連れ出した。

一瞬‥紅と目が合った。


紅は「ほらね」と、口パクで言って…心配そうに私を見つめていた。






「け、慶………ゎ!」


お店の外へ出ると…慶はパーカーを脱ぎ、私の頭にかぶせる私。

きっと、顔バレを防ぐ為…


そして、私の腕を離し、私の手を握りしめ歩き出す慶…




どこ……行くんだろう?

ちょっと怖いな・・





パーカーをかぶされた私は、今足元と地面しか見えない状態。




私はそう思いながらも…


ギュッと慶の手を握り返した・・・