そこがいつも気になった…

そこに慶がいると思うと‥すごく安心するの・・



誰にも言えないけど…








「……‥んで、どーすんの?」

「え…?」


数日後。

久しぶりに休みをもらえた私は、家で紅と過ごしていた。



「“どーすんの”って…?」

「五十嵐くんに告らないの?」

「え!!?」


紅茶を飲む手が止まった。

顔がカァァと暑くなる…




「で、でも…」

「正直さ〜もうじれったいんだよね、あんた達…さっさと付き合えばって感じ…」

「〜〜〜〜」


私にはそんな自信全然ないよ…



「ど〜しても自分からは言えない?」


紅の言葉に、コクリと頷く。

紅は「はぁ〜」とため息をつく。