恥ずかしくて俯く。

顔バレ防止のためにかけたサングラスを、深くかけ直した。


ちらっと慶を見ると、慶は普通にしている…



…慶・・最近ふたりきりになると、こうやって手つないでくる……

超嬉しいけど……なんでかな?



私…紅が言うように・・期待しちゃうよ…?




私と慶は、そのままあまり会話がないまま、コンビニへ行ってお酒を買って慶の家に帰った。

部屋に入るともう映画は終わっていて、それから4人で仕事の話や雑談をしてあっという間に時間は過ぎていった。







………………
…………



「じゃあね。ごちそうさまでした…」


明日も仕事が早い私は、早めに家に帰ることに(涙)

紅も明日はダンスのレッスンがあるからと、一緒に帰ることにした…


玄関でブーツを履く私と紅。

慶は玄関まで見送りに来てくれている。




「健二、寝ちゃったけど大丈夫?」


紅が呆れながら言った。