「なれるよ♪もう両思いでしょ!」

「は!!?」


また何を言ってんの……!?





「だって〜もうデートも済ませたんでしょ?あとはもう言葉だけって感じするけど…」


紅に、この前の慶と海に行った日のことを話した。




「そ、そうかな…」


顔を赤らめ、うつむく私。



「自信もちなよ!なんならバレンタインあげつつ、ついでに告っちゃえば?」

「ええ!む、無理無理!!」


よく告白を、そんなにさらっと言えみたいに言えるよね(汗)

ってゆうか、私がガキなだけか…?





「鍋できた〜?」




健二がキッチンから出てくる。


私と紅は話を止め、お鍋の中を覗いた。





「…とりあえず先飲もうぜ。」


缶ビールを数本抱え、私の隣に座る慶。