「…ん?」

「どんな感じでバレンタインのこと聞く?」

「あ!……えっと・・どんな感じって?」

「う〜ん…ちょっと難しいから、私がタイミングみて決めちゃっていい?」

「い、いいよ全然!よろしくっ」



あ〜なんか緊張する!!

しかも、ここは慶の自宅だし…ますます緊張MAXだよ!






「…それにしても・・広い部屋だよね?」


紅が部屋をキョロキョロと見渡す。



「ね。」

「ギタリストって、やっぱり儲かるんだね。」

「ね。」

「…いずれ、SaRAはここにちょくちょく遊びに来るのか…」

「ね。……って、え!?」


今なんつった!?




「SaRAが五十嵐くんの彼女になったら、ここに遊びに来るんでしょ♪」


ニコッと笑う紅。




「そ、それは彼女になれたらの話ね。(汗)」