慶からのメールだった。


そっか。

慶、今私が紅と一緒にいること知らないからメールしてきたんだ!


私はすぐ慶に返事を送り、指定された場所にタクシーで紅と向かった。






………………
…………
……




「…ねぇ・・ここって…」


紅とやってきた場所は、レストランでも居酒屋でもない…
私の自宅からそう遠くはない、住宅街。

タクシーが私たちを降ろした場所は、馬鹿でかいマンションだった。





「もしかして……」

「ここ慶の自宅!?」


いや、健二の家って場合も・・・・



“ピンポ――ン…‥”

!!

すると、インターフォンを押す紅。


緊張は一気にMAX!!