私は


「海!」…と、

全く季節はずれの場所を言ってしまった。

でもいいや。



慶は「了解。」と言って、高速へ向かった。







これって……デートってゆうのかな・・?


紅。ラブラブ作戦…もう決行してるっぽいよ。

いつも電車を利用する紅が、酔っぱらってタクシー使わなかったら、顔バレしなかったし…慶に会えなかったもん。


サンキュ、紅。






私は、きっともう家に着いて爆睡している紅を思い浮かべながら、これから向かう海にドキドキしていた。









やっぱり神様は私に微笑んでいる。



そう思った。