慶は灰皿に、タバコの灰を落とした。




「うん(汗)グラサンかけてたのに全然意味ないし…」

「逆にグラサンしてた方が目立つんじゃねぇの?」

「…そおかな?外した方がいい??」


私は慶に、かけていた大きいサングラスを外して見せた。




「…どっちにしてもバレんな(笑)」

「うっそ〜(泣)」

「顔がってゆうより、オーラでお前ってわかるよ。」

「オーラ!?慶ってオーラが見えるの!!?」

「いや、そうゆうんじゃなくて…(汗)」

「・・・・?」

「雰囲気…つーの‥?」

「ああ!雰囲気ね!!」

「オーラでわかれよ(汗)」

「ハハ、ごめーん(汗)」



慶はタバコを消し、車の窓を閉めた。





「そーいや、紅ちゃんは?帰ったの??」

「うん!紅ってば超酔っぱらっちゃってさ、タクシーまで送るの大変だったよ(汗)」

「ハハ。そうだったんだ…」