人を好きになるって…こんなにも嬉しかったり、楽しかったりするんだ‥

全然知らなかったよ…



そのあとは、食事をしながら紅と私の恋バナで盛り上がり、時間はあっという間に過ぎていった。







………………
………


「じゃあれ〜。またご飯行こうれぇ〜♪」


顔を真っ赤にしてろれつが回っていない紅が、タクシーに乗り込む。

私は酔っ払った紅を、駅前のタクシー乗り場まで連れてきた(汗)




「うん、わかったから早く帰んな(汗)気をつけてね〜」

「へーい♪」


ブォォ――ン……‥


紅が乗ったタクシーは、ゆっくりと走り出した。




ふぅ。やれやれ……



「あれ?SaRAじゃね??」

「え!?マジ!!?」


!!!

通行人が私に気づく。


ヤバい!!!!!!