紅は私を無視して、ビールをグビグビと飲む。



「…要するに〜、五十嵐くんがSaRAのこと好きってゆう確信がほしいんでしょ??」

「確信…?」

「そう!確信が持てたら、五十嵐くんに“好き”って言えるでしょ?」

「・・・・」



言えるのかな…?

その前に、確信なんか持てるのかな…?




「返事は?」

「え…ぁ、えっと……(汗)」

「大丈夫!私が協力するって!」

「え?ホント?」

「任しとき〜★」

「ありがとう、紅!」


紅の手を握る私。




「よっしゃあ♪“ラブラブ作戦”決行〜!」

「“ラブラブ作戦”?」

「ま、細かいことは気にしないで。」

「…了解。」



いきなり決行された“ラブラブ作戦”。

なんだか楽しくなってきた・・